2年前の今日、ガンとは夢に見思わず入院した記念日
梅雨に入り鬱陶しい日々が続き、気分も憂鬱です。
2年前の6月15日、友人二人に付き添われお茶の水のK病院へ。
家の近くのJ病院でCTを撮ってもらったが、どこも悪くないの一言。
この痛みは何ですか? と聞いたら「抗生物質をあげるので
1週間後にまた来てください」
検査入院させてくださいと頼んだが、「できない」との事。
付き添ってくれた友人のご主人がお医者様だったことから
すぐにK病院へ行くよう指示を受け、そのまま御茶ノ水へ。
先生はしっかり今までの経緯を聞いてくれて、そのまま入院した。
翌日から検査が始まったが2日後にすい臓がんステージ4と宣言された。
J病院で抗生物質をもらっていたら、たぶん今の私は生きていなかっただろう。
痛みに苦しみながら旅立っていたように思う。
病院の何を信頼するか、大学病院だから大丈夫?
大きくて設備がしっかりしているから大丈夫?
近いし外観がきれだし、スタッフがたくさんいるから大丈夫?
などなど病院選びにはさまざまな要素と理由がある。
けれど、そこにいるお医者様が患者の訴えに
どれだけ寄り添えるか?ではないかと思う。
まだ抗がん剤治療は続けているが手術から2年生きていることが奇跡!
K病院の大好きなK先生、看護師さん介護士さん、そして友人、
息子同然のYにありがとうの感謝の言葉しかない。
あとどのくらい元気で過ごせるのか、不安は常に付きまとい
死に方まで考えることがあるが、おババの心はゆり動くばかりだ。
さあ、これからをどう生きて行くか、2年目を迎えた今日、深く考えてしまう。