膵臓癌ステージ4aからの生き残り(おきゃんばーば)

膵臓癌ステージ4a告知(2016年6月)からの生存記録。更新がある限り生きておる。

2年前の今日、ガンとは夢に見思わず入院した記念日

梅雨に入り鬱陶しい日々が続き、気分も憂鬱です。

2年前の6月15日、友人二人に付き添われお茶の水のK病院へ。

家の近くのJ病院でCTを撮ってもらったが、どこも悪くないの一言。

この痛みは何ですか?  と聞いたら「抗生物質をあげるので

1週間後にまた来てください」

検査入院させてくださいと頼んだが、「できない」との事。

付き添ってくれた友人のご主人がお医者様だったことから

すぐにK病院へ行くよう指示を受け、そのまま御茶ノ水へ。

先生はしっかり今までの経緯を聞いてくれて、そのまま入院した。

翌日から検査が始まったが2日後にすい臓がんステージ4と宣言された。

J病院で抗生物質をもらっていたら、たぶん今の私は生きていなかっただろう。

痛みに苦しみながら旅立っていたように思う。

病院の何を信頼するか、大学病院だから大丈夫?  

大きくて設備がしっかりしているから大丈夫?

近いし外観がきれだし、スタッフがたくさんいるから大丈夫?

などなど病院選びにはさまざまな要素と理由がある。

けれど、そこにいるお医者様が患者の訴えに

どれだけ寄り添えるか?ではないかと思う。

まだ抗がん剤治療は続けているが手術から2年生きていることが奇跡!

K病院の大好きなK先生、看護師さん介護士さん、そして友人、

息子同然のYにありがとうの感謝の言葉しかない。

あとどのくらい元気で過ごせるのか、不安は常に付きまとい

死に方まで考えることがあるが、おババの心はゆり動くばかりだ。

さあ、これからをどう生きて行くか、2年目を迎えた今日、深く考えてしまう。